【経験談】インフラエンジニアからフリーランスのITコンサルタントを目指す手順【実話】

「フリーランスのITコンサルタントになる方法を知りたい」
「ITコンサルタント向けのおすすめのエージェントを探している」

この記事はそんな方に向けて書いています。

こんにちはアキです。
フリーランスのITコンサルタント歴 3年です。
フリーランスになって以来、100万円以下の単価で働いた経験はありません。
これまでにフリーランスのITコンサルタントとして、トータルで4000万以上稼いでいます。

本記事の内容
  • 正社員からフリーランスのITコンサル担当を目指す手順
  • 僕が3年かけて厳選したエージェント3選

だれ向けの内容か

インフラ系のITエンジニアとして、5年以上働いている20代後半~30代前半の方向け。正社員でも派遣社員でもOKです。フリーランスになるときに派遣社員であることが、不利になることは絶対にないと断言します。そもそも聞かれません。

非インフラエンジニアの方、ITエンジニア歴 5年未満の方、スイマセン。これ以上読んでも価値はないです。

年収 1000万を超えるには?

ある程度経験を積んだITエンジニアには、悩みがあるはず。昔の僕もそうでした。例えば、下記のとおり。

エンジニア
エンジニア

「プロジェクトマネージャも経験した。ここまでよく頑張った。ぶっちゃけ、このまま頑張っても年収600万が限界かも知れない。でも、ここまでやったのは偉い。

ただ、、、ぶっちゃけたところ、、先行きが見えない…。成果を出しても、大して年収もかわらないし、形式だけの無意味なフィードバックミーティングにもうんざり…。年収1000万なんて無理ゲーじゃないか…?」

こういった悩みを持つかた向けに、書いています。
そして大切なことは「年収 500万 → 年収1000万」には、大きな壁があるということです。

大きな壁を突き抜ける方法

結論は「フリーランスのITコンサルタント」です。
名前のとおり「企業に属さないIT コンサルタント」です。

小さな気付きで、ブレークスルーした

僕はもともとITコンサルファーム、ITベンチャーでインフラ系のITエンジニアとして、働いていました。年収も500万をちょっと超える程度でした。

僕は前職のベンチャー企業で疲弊しており、それほど年収アップを目指しておらず、月額 80万円もらえたらいいな、ぐらいの感覚でフリーランスの案件を探しはじめました。

そこで気づいたのが IT エンジニアとしてではなく、ITコンサルタント向けのエージェントに登録するだけで、単価のレンジが20万以上アップするということです。

ITコンサルタントとは?

「おれエンジニアだし、コンサルティングなんかできないよ。」僕もそう思っていました。ただ、あるエージェントの、とある営業担当がきっかけで、フリーランスの初仕事で、大手のITコンサル会社の案件に、月額報酬100万円で入りました。

エンジニア
エンジニア

おれエンジニアだし、コンサルティングなんかできないよ。

ちなみに単価100万といった場合は、基本的には税抜き価格です。また、ここでいう単価はエージェントの手数料が差し引かれ、フリーランスに支払われる単価です。すなわち、今なら消費税10%なので110万円が毎月あなたの口座に、振り込まれるようになります。
※別途詳しく解説しようと思いますが、フリーランスを始めて最初の2年は、消費税を収める必要がないので、110万円が売上になります。

今思い返えしてみると、ITコンサルなんてエンジニアと変わりません。むしろコンサルティング会社の周りの社員を見ると、レベルが低いと思うことすらあります…。スイマセン。単価も100万じゃ低いと思うようになりました…。スイマセン。

ITコンサルタントを名乗るには?

以下がひとつでも当てはまったら、ITコンサルタントを堂々と名乗ってください。実際にITコンサルティング案件の大部分は、基本設計などの上流の設計か、PM/PMOです。

  • 基本設計を実施し、内容を顧客に説明した経験がある
  • プリセールスをした経験がある
  • 提案書を書いて、内容を説明したことがある
  • プロジェクトマネージャをした経験がある
  • PMOを経験したことがある

なぜフリーランスのITコンサルタントなのか?

では転職ではなく、なぜフリーランスなのでしょうか。なぜエンジニアではなく、コンサルなのでしょうか。理由は以下のとおりです。

フリーランスのITコンサルを目指す理由

  • 理由①:フリーランスは、前職の年収を問われない
  • 理由②:エンジニアと比べて、コンサルは単価が高い
  • 理由③:仕事内容は、エンジニアとさほど変わらない

順番に解説します。

理由①:フリーランスは前職の年収を問われない

まず、転職の場合は前職の源泉徴収票を提出し、それを基準に転職先での年収が決まります。一方で、フリーランスの場合は年収を聞かれることはありません。

参画した案件の単価 × 12ヶ月が年収になります。単価100万だったら、年収1200万です。僕もフリーランスになってすぐに、年収が 2.5倍になりました。

理由②:エンジニアと比べて、コンサルは単価が高い

冒頭でも書きましたが、エンジニアに比べてコンサルは単価が高いです。これはフリーランスに限らず、正社員でも言えることなので、皆さんご存知かと思います。

理由③:仕事内容はエンジニアとさほど変わらない

コンサルというと顧客の課題を洗い出して改善策を提案する、といったイメージがあるかも知れませんが、ITコンサルは別です。もちろん、そういう「本物のコンサル」に近いことをやっている人もいますが、ごく一部です。ここは実際の案件を見てみるとすぐわかります。

また、「コンサル = 優秀な人」 というイメージを思い浮かべるかも知れませんが、エンジニアと一緒で、優秀な人から、うだつの上がらない人までいます。恐れる必要はありません。

正社員からフリーランスのコンサルタントを目指す手順

フリーランスのコンサルタント目指す手順
  • 手順① : エージェントに登録する
  • 手順② : 紹介してもらった案件の単価と内容を確認し最終判断する
  • 手順③ : 面談をすすめて目処がついたらサクッと会社をやめる

順番に解説します。

手順①:エージェントに登録する

結論として、エージェントを使うのは必須です。

高単価の案件を受注できる

まず前提として仕事の受注単価は仕事の難易度よりも、仕事を発注する企業の支払い能力で決まります。したがって、高単価を狙うには、お金を持っている大企業の仕事を受注する必要がありますが、大企業になればなるほど、社内の方針で取引先のチェックが厳しくなるります。個人はおろか中小企業との取引すら、制限していたりするので、フリーランスが大企業から直接案件を受注するのは不可能に近いです。

そして、このチェックはエージェントを利用することで回避できます。企業の直接の取引先はエージェントになるので、チェック対象はエージェントなるからです。

案件に困らない

エージェントに複数登録しておくと、次々に案件を紹介してくるので仕事選びに困りません。

手順②:紹介してもらった案件の単価と内容を確認し最終判断する

単価から年収を予測する

年収を予測する場合は 1ヶ月の単価 × 10ヶ月 で計算すれば、下回る可能性は相当低いでしょう。残りの2ヶ月は、案件と案件の間の営業期間や休暇期間などとお考えください。

例)単価 100万の場合は 100万 × 10 ヶ月で 1000万です

決断する

仕事の紹介を受けているうちに、これぐらいの単価で仕事を取れそうだという感覚がつかめてくると思うので、このまま正社員を継続するか、フリーランスになるかを最終判断すればいいです。

仕事を選ぶ

初めての場合は、案件が決まらないかもしれないという不安から、低い単価でも妥協してしまいがちですが、グッと我慢して最初からなるべく高い単価の案件を慎重に選定した方がいいです。単価が10万違うと、年間 120万の差が付きます。

手順③:面談をすすめて目処がついたらサクッと会社をやめる

案件探しを開始して、3日~3週間ぐらいで案件が決まります。決まってから辞表を出してもいいですし、会社に辞意を伝えてから、案件探しを始めてもOKです。

面談は驚くほど、簡単にクリアできる

面談は簡単にクリアできます。

  • 理由①:雇う側のリスクが低い
  • 理由②:雇う側はあせっている

理由①:雇う側のリスクが低い

企業はフリーランスと案件単位(3ヶ月~半年程度)で、契約します。したがって、終身雇用の正社員を雇う場合と比べて、圧倒的にリスクが低くなります。したがって面談では、案件と自分のスキルがマッチしていることを、客観的に示せれば、あっさりとクリアできます。

理由②:雇う側はあせっている

仕事の発注元企業は、大体 2週間~1ヶ月後に開始するプロジェクトの案件を探しています。すでに始まっている案件の担当者が、まだ決まっていない場合も多々あります。早く決めないと、プロジェクト遅延のリスクがあります。

僕が3年かけて厳選したエージェント3選

最終的に自分と合うエージェント 2、3の社と継続して取引すればよいですが、初めての場合は、仕事を受注できるか不安だと思うので、気になったエージェントには全部登録すれば良いと思います。紹介してくる案件と単価をしばらく眺めていると、どのエージェントがマージンをたっぷり取っているかがわかってきます。100万以上の案件を継続的に紹介してくるエージェントもいれば、65~80万ほどの案件ばかり紹介してくるエージェントもいます。

エージェントにより案件の単価がかなりかわる

冒頭でも記載しましたが、僕はフリーランスになってから100万以下の単価で働いたことはありません。これは僕に能力があるからではなく、最初の案件からたまたま良いエージェントを見つけられたからだと考えています。実は単価100万は大した額ではなく、100~140万の案件が常に流れてきます。

僕はフリーランスになるときにに、10個ぐらいエージェントに登録しましたが、現在は次の案件を探すときに連絡しているのは3つだけです。

僕が3年かけて厳選したエージェント3選

僕が案件を選ぶ基準は 「単価が高いか」1点です。単価が高い案件は必然的に求められる水準も高くやりがいも高くなります。以下3つは僕が3年かけて厳選したエージェントです。登録しなくても、一部の案件情報は見れるので、まずは案件内容と単価の相場の感覚を掴んでみてください。


以上です。質問はコメント欄から受け付けますので、お気軽にどうぞ。

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