Pelikan スーベレーン K805 ブルーデューン

Pelikan のブルーデューンを購入しました。デザインに一目惚です。真夜中の砂丘を表現しているようですが、どちらかというと宇宙っぽいですね。たかがボールペンに4万円近く払うのはどうかという迷いはありましたが、かっこいいボールペンを使うことで仕事のモチベーションにつなげたいと思っています。

替芯も三菱のジェットストリームを使えるので便利です。素材はアクリル樹脂で、水族館の水槽などにも使われています。ただのプラスチックではないとは言え、プラスチック製のボールペンに4万円払えるかどうかは、判断が難しいところだと思います。

アクリル樹脂は、ただのプラスチックの仲間だと思ったら、大間違いなのです。アクリルの特長は酸化に強くしっかりとしていて、美しく加工することが簡単な合成樹脂です。ガラスを凌ぐ透光性かつ水晶のような硬質な透明感、重厚な質感からプラスチックの女王と呼ばれています。セルロイドと同じく、アクリルも色の発色が良い所が特徴の1つです。また、軽くて割れにくく(比重はガラスの2分の1・強さはガラスの15倍)優れた耐候性をかねそなえており、擦ると特有の匂いを発することから匂いガラスとも呼ばれることがあります。

引用元:実は、ただのプラスチックではないのです。

プラスチックなので経年劣化も気になるところです。紫外線には気をつける必要がありそうですが、屋外で使うものではないのでそこまで気にする必要はなさそうです。同じペンケースに入れてペン同士が擦れることによる小キズにも気をつける必要がありそうですが、1本ずつしまえるペンケースを使うことで対処できそうです。

アクリルの劣化で最も多いのが紫外線による黄変(黄ばみ)です。表面が紫外線でダメージを受け変色する現象で、表面を薄く削ることで透明に戻すことができます。次に多いのが傷です。ガラスなどよりも軟らかい素材のため、日常の清掃などでも簡単に傷つきます。動物園や水族館などでは動物の牙や爪によってかなり深い傷がはいってしまうこともあるようです。

引用元:アクリル・ポリカの劣化の再生

見た目は非常に綺麗で惹かれるものがあるのですが、5年後もこの美しさを保つことができるのか、これらを総合的に判断して購入する必要があります。

イタリア製のアウロラも気になりましたが、迷うことなく質実剛健なイメージのドイツ製のPelikanにしました。

  • 製品名:K805 ブルーデューン
  • 仕様:ツイスト繰出し式
  • 長さ:約139 mm
  • 軸径最大:約12 mmφ
  • 重さ:約 29 g
  • 素材:アクリル樹脂
  • 価格:35,000 + 税

記録用

項目内容
購入時期2021.11.20
投資金額38,500円

参考サイト:

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